LINEに送った写真を削除したいけれど、「消したつもりなのに相手の画面には残っていた」という経験はありませんか。LINEには「削除」と「送信取消」の2つの操作がありますが、相手側への影響はまったく異なります。この記事では、「削除」と「送信取消」の違い、「削除」しても相手の画面に残る理由、LINEアルバムの写真の扱い、そして誤って削除してしまった時の対処法を、2026年10月時点で確認したLINEの仕組みをもとにわかりやすく解説します。
情報の確認日:2026年10月28日(LINE公式ヘルプ・LINE公式お知らせをもとに確認)
結論:削除は自分だけ・送信取消は相手も消える
- 「削除」は自分の画面からだけ写真を消す操作で、相手の画面には写真が残ったままになります。相手に通知も届きません。
- 「送信取消」は自分の画面と相手の画面の両方から写真を消せる操作ですが、送信から24時間以内のみ有効で、「メッセージの送信を取り消しました」という表示が相手に残ります。
- 相手がすでに写真を保存(ダウンロード)していたり、スクリーンショットを撮っていたりした場合は、送信取消をしてもそのコピーは相手の端末に残ります。
- LINEアルバムに保存した写真は、削除者の立場(作成者=管理者か、一般メンバーか)によって相手側への影響が変わります。

「削除」と「送信取消」の違い
LINEの写真やメッセージを消す操作には、主に「削除」と「送信取消」の2種類があります。どちらも長押しメニューから選べますが、相手側への影響は大きく異なります。
「削除」は自分の画面からだけ消える
「削除」は、自分のLINEのトーク画面から写真やメッセージを取り除く操作です。この操作は自分の端末だけで行われるため、相手のトーク画面には何の変化もありません。相手は削除された写真を引き続き閲覧できます。
- 自分の画面から写真が消える:はい
- 相手の画面から写真が消える:いいえ(残ったまま)
- 相手に通知が届く:いいえ
- 時間制限:なし
「削除」は、自分のトーク履歴を整理したい、見づらくなった古い写真を消したい、という用途に向いています。ただし「消したつもりが相手には残っている」という誤解を招きやすい操作なので、用途を押さえておいてください。
「送信取消」は相手の画面からも消える(24時間以内)
「送信取消(送信取り消し)」は、自分が送ったメッセージや写真を、自分の画面と相手の画面の両方から削除できる機能です。ただし、送信してから24時間以内という時間制限があります。
- 自分の画面から写真が消える:はい
- 相手の画面から写真が消える:はい
- 相手に通知が届く:「メッセージの送信を取り消しました」という表示が残る
- 時間制限:送信後24時間以内
送信取消を使うと、相手のトーク画面からも写真が消えますが、代わりに「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」というシステムメッセージが残ります。つまり、取り消したことは相手に伝わります。完全に痕跡を消すことはできません。
2つの違いを1枚で比較
| 項目 | 削除 | 送信取消 |
|---|---|---|
| 自分の画面から消える | はい | はい |
| 相手の画面から消える | いいえ | はい(24時間以内) |
| グループ全員の画面から消える | いいえ | はい |
| 時間制限 | なし | 送信後24時間以内 |
| 相手への通知 | なし | 「送信取り消しました」と表示 |
| 既読後でも可能 | はい | はい(24時間以内) |
| 相手にバレる | いいえ | はい(取り消し表示が残る) |

削除した写真は相手の画面に残る
「削除」を使った場合、相手側には何も起こらないのが基本です。詳しく見ていきましょう。
相手のトーク画面は変わらない
自分が「削除」を選んでも、相手のトーク画面には写真がそのまま表示されます。相手がトークを開いても、削除されたことに気づくことはありません。削除操作は完全に自分側だけの処理なので、相手には通知も表示もありません。
相手に通知は届かない
「削除」をしても、LINEから相手に「写真を削除しました」といった通知が届くことはありません。そのため、削除したことを相手が即座に気づくことは少ないですが、写真が消えたことは相手がトークを開いて確認した時点で判明します。
相手が保存・スクショしていた場合
相手がすでに写真を端末に保存(ダウンロード)していた場合、「削除」はもちろん「送信取消」をしても、相手の端末に保存されたコピーは消えません。また、相手がスクリーンショットを撮っていた場合も、その画像は残ります。LINE側で受信者が保存した画像を遠隔で削除する手段は提供されていません。

送信取消の仕組みと制限
「送信取消」は便利な機能ですが、いくつかの重要な制限があります。
24時間以内でしか使えない
送信取消できるのは、メッセージや写真を送信した時刻から24時間以内までです。24時間を1秒でも過ぎると、長押しメニューに「送信取消」が表示されなくなり、消すことはできません。
- 送信から24時間以内:送信取消が可能
- 送信から24時間を超過:送信取消は不可能
24時間を過ぎてしまった場合は、自分の画面からだけ消す「削除」しか選べません。相手の画面からは消せないため、誤送信の場合は早めに対応することが大切です。
取り消したことが相手に伝わる
送信取消をすると、相手のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」という表示が残ります。内容自体は見えなくなりますが、取り消した事実自体は相手に伝わります。完全にバレずに消すことはできません。
既読後でも取り消せる
相手が既読になっていても、24時間以内であれば送信取消は可能です。ただし、相手がすでに内容を確認していた場合、取り消しても相手の記憶からは消えません。また、通知画面に写真の内容が表示されていた場合も、通知センターには残ることがあります。
LINEの写真を削除する方法
自分の画面から写真を消す「削除」の手順です。iPhone・Android・PCそれぞれでやり方を確認します。
iPhoneの場合す。
- 削除したい写真を長押しします。
- メニューから「削除」をタップします。
- 確認画面が表示されたら「削除」をタップします。
Androidの場合
- LINEアプリを開き、写真が送信されているトークを開きます。
- 削除したい写真を長押しします。
- メニューから「削除」をタップします。
- 確認画面が表示されたら「削除」をタップします。
PC版LINEの場合
- PC版LINEを開き、写真が送信されているトークを開きます。
- 削除したい写真をクリックして選択します。
- 右クリックし、「削除」をクリックします。
- 確認画面が表示されたら「削除」をクリックします。

送信取消のやり方
相手の画面からも写真を消したい場合は「送信取消」を使います。24時間以内のメッセージに限定されます。
iPhone・Android共通
- LINEアプリを開き、取り消したい写真が送信されているトークを開きます。
- 取り消したい写真を長押しします。
- メニューから「送信取消」をタップします。「削除」と並んでいるので、間違えないように注意してください。
- 確認画面「このメッセージを取り消しますか?」が表示されたら「取り消す」をタップします。
PC版LINEの場合
- PC版LINEを開き、取り消したい写真が送信されているトークを開きます。
- 取り消したい写真をクリックして選択し、右クリックします。
- メニューから「送信取消」をクリックします。
- 確認ダイアログで「取り消す」をクリックして完了です。
なお、メニューの表示名や画面の見た目は、LINEのバージョンや機種によって異なる場合があります。
LINEアルバムの写真は違う
トーク画面で送信した写真とは別に、LINEアルバムに保存した写真の削除は、削除者の立場によって相手側への影響が変わります。
管理者が削除すると全員から消える
LINEアルバムは複数人で写真を共有できる機能です。アルバムの作成者(管理者)が写真を削除した場合、その写真はアルバムから完全に削除され、他のメンバーの画面からも見えなくなります。
メンバーが削除すると自分だけ
一方、管理者ではない一般メンバーが写真を削除した場合、それは自分の画面上のみの非表示で、他のメンバーには写真が残ったままになります。つまり、「消したつもりでも相手には見えている」という状況が起こります。
アルバム全体を削除した場合
個別の写真ではなく、アルバム全体を削除した場合は、管理者が削除すると全メンバーの画面からアルバムごと消えます。この場合も、メンバーが各端末に保存した写真のコピーは残る可能性があります。

削除・送信取消ができない場合
24時間を過ぎてしまった時
送信から24時間以上経過した写真やメッセージは、送信取消ができません。長押ししても「送信取消」の項目が表示されません。この場合は、自分の画面からだけ消す「削除」か、相手に直接連絡して削除を依頼するしかありません。
相手が古いバージョンのLINEを使っている場合
送信取消の挙動は、相手のLINEのバージョンにも影響されることがあります。相手が古いバージョンのLINEを使っている場合、取り消しが正しく反映されないことがあります。お互いに最新版に更新しておくのが安心です。
ノート・投票など一部機能
LINEのノート(LINE VOOM→ポスト)や投票、スケジュール調整など、一部の機能は送信取消の対象外です。これらの機能で送信した内容は、取消を選ぶことができません。
誤って削除してしまった時の対処
相手に直接連絡する
相手の画面からも消したいのに、24時間を過ぎてしまった場合や、送信取消が使えなかった場合は、相手に直接連絡して削除を依頼するのが確実です。個人情報や機密情報が含まれていた場合は、早めに状況を説明しましょう。
バックアップから復元する
削除してしまった写真を自分の端末で復元したい場合は、事前のバックアップが鍵になります。iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleドライブのバックアップから復元を試みてください。バックアップが設定されていない場合は、復元は難しい場合があります。
大切な写真は、削除する前に必ずバックアップを取っておきましょう。LINEのバックアップ方法はLINEバックアップに時間がかかる時の対処法、バックアップが進まない時の原因と対処法、30%で止まる時の解決法、96%で止まる時の対処法、LINEバックアップとiCloudの記事でも解説しています。バックアップがうまくいかない場合は「不明なエラー」の対処法も参考にしてください。
相手の保存分を頼む
相手がすでに写真を保存(ダウンロード)している場合、トークから消しても端末のコピーは残ります。この場合は、相手に端末からも削除してもらうよう依頼するしかありません。
相手にバレずに消したい時
「バレずに消したい」という目的によって、最適な操作は異なります。
削除はバレないが残る
「削除」は相手には一切通知されず、消した痕跡も残らないため、完全にバレません。しかし、相手の画面には写真が残ったままになります。「見られたくない」という目的で消すなら、相手側に残る点はデメリットです。
送信取消はバレるが消える
「送信取消」は相手の画面からも写真を消せますが、「取り消しました」という表示が残るため、バレます。内容自体は見えなくなりますが、取り消したことは相手に伝わります。
使い分けの目安
| 目的 | おすすめの操作 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自分の画面だけ整理したい | 削除 | 相手の画面には残る |
| 誤送信を直したい(24時間以内) | 送信取消 | 取り消し表示が残る |
| 相手にも消したい(24時間以内) | 送信取消 | 相手にバレる |
| 相手にも消したい(24時間超過) | 不可能 | 相手に依頼するしかない |
| バレずに消したい | 削除 | 相手側に残る点を了承 |
NG行動:絶対にやってはいけないこと
❌ 削除だと勘違いして送信取消を使わない
「削除」と「送信取消」は全く異なる操作です。相手の画面からも消したいのに「削除」を使っていると、相手には何も起こりません。目的に合った操作を選んでください。
❌ 24時間を過ぎてから送信取消を試みる
送信から24時間を過ぎると、長押しメニューに「送信取消」が表示されなくなります。24時間以内でしか対応できません。時間を無駄にしないように、早めに対応してください。
❌ 相手が保存した写真を消せると思い込む
相手が写真を保存(ダウンロード)していた場合、送信取消をしても相手の端末に保存されたコピーは消えません。LINE側で受信者が保存した画像を遠隔で削除する手段はありません。
❌ 通知画面の内容を消せると思い込む
プッシュ通知やロック画面に写真の内容が表示されていた場合、取消後も通知センターに内容が残ることがあります。これはLINEアプリの外の領域なので、LINEの機能では消せません。
よくある質問
削除した写真は相手に残る?
はい。「削除」は自分の画面からだけ消える操作なので、相手の画面には写真が残ったままです。相手にも消したい場合は、送信取消(24時間以内)を使います。
送信取消は24時間以内?
はい。送信取消できるのは、送信してから24時間以内までです。24時間を過ぎると、長押しメニューに「送信取消」が表示されなくなります。
相手が保存していた場合は?
相手が写真を端末に保存(ダウンロード)していた場合、送信取消をしてもそのコピーは相手の端末に残ります。LINE側で保存した画像を遠隔で削除する手段はありません。
通知画面に残る?
プッシュ通知やロック画面に写真の内容が表示されていた場合、取消後も通知センターに内容が残ることがあります。これはLINEアプリの外の領域なので、LINEの機能では消せません。
削除した写真は復元できる?
基本的にはできません。一度削除すると、端末やLINEのサーバーから消去されるため、元に戻すのは難しいです。ただし、事前のバックアップ(iCloud・Googleドライブ)があれば、復元できる可能性があります。
グループトークでも使える?
はい。グループトークでも送信取消は使えます。ただし、「削除」は自分の画面からだけ消え、他のメンバーの画面には残ります。送信取消の場合は、全員の画面から消えますが、「取り消しました」という表示が全員に残ります。
まとめ
LINEで送った写真を削除する場合、まず「削除」と「送信取消」の違いを理解することが大切です。「削除」は自分の画面からだけ消えて相手には残り、「送信取消」は相手の画面からも消せるが24時間以内で取り消し表示が残ります。相手が保存やスクリーンショットをしていた場合は、どちらを使っても完全には消えない点にも注意しましょう。用途に合わせて正しく使い分ければ、不要な写真の整理もスマートに行えます。
この記事で解説した写真の削除・送信取消は、LINEで送った画像を削除・送信取消する方法の操作手順も参考にしてください。また、LINEのバックアップ方法やトーク履歴の保存については、LINEバックアップが30%で止まる時の解決法、60%で止まる時の対処法、96%で止まる時の対処法、LINEバックアップとiCloud、バックアップが進まない時の原因と対処法の記事をあわせてご覧ください。機種変更でデータを移行する場合はかんたん引き継ぎやiPhoneへの引き継ぎの記事も参考にしてください。
参考:LINE公式ヘルプセンター/LINE公式お知らせ/LINE Matters「トークの送信取り消し」





