2025年、アップルは過去最高に「選ばせる」年を作った。
- ベースモデル iPhone 17 がA19(非Pro)で120Hz+48MPトリプル
- 世界最薄 iPhone Air が6.2mmで登場
- そしてフラグシップ iPhone 17 Pro Max に新色 Cosmic Orange
「Pro Maxじゃなきゃ損」だった時代は終わった。 だからこそ、1,419ドルを投じる価値があるのか、徹底検証する。
レビュー環境の正直な告白
- 筆者は iPhone Air をメイン機に完全移行済み
- 17 Pro Maxは副回線+コンテンツ撮影専用機として運用
- 購入は自費(Apple貸与なし)→返却予定ゼロ
- テスト期間:発売日(9月19日)から丸々6週間
スペック早見表(全バリエーション対応)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年9月19日 |
| サイズ/重さ | 163.4 × 78 × 8.8 mm ・ 233 g |
| 素材 | 前面Ceramic Shield 2 ・ アルミ一体型フレーム ・ 背面ガラス/セラミック |
| ディスプレイ | 6.9″ LTPO OLED ・ 1320×2868 ・ 460 ppi ・ 3000 nit ・ 新反射防止コーティング |
| SoC | A19 Pro(3 nm) ・ 6コアGPU(Airは5コア) |
| メモリ/ストレージ | 12 GB RAM ・ 256 GB〜2 TB |
| カメラ | 48 MP広角+48 MP潜望鏡4×+48 MP超広角+LiDAR |
| 動画 | 4K120p Dolby Vision ・ ProRes 4:4:4 ・ Apple Log 2 ・ 3D空間音声 |
| バッテリー | 5088 mAh(eSIM版) ・ 39時間動画再生 |
| 充電 | 20分で50 %(有線)・25 W MagSafe・4.5 Wリバース |
| OS | iOS 26(Day 1) |
| 通信 | Wi-Fi 7(N1チップ)・BT 6.0・USB-C 3.2 Gen 2・Snapdragon X80 |
| カラー | Silver ・ Cosmic Orange ・ Deep Blue |
| 価格 | $1,419 〜(日本価格 219,800円〜) |
A19 Proの実力:ベイパーチャンバー初搭載の意味
- 40 % サステイン性能向上(Apple公式)
- 6コアGPU のおかげでFinal Cut Proで8K ProRes編集が30分連続でも熱暴走ゼロ
- ベイパーチャンバー+アルミ一体筐体でピーク温度7 ℃低下(自社測定)
実測ベンチ Geekbench 6 シングル:3,912 マルチ:12,887 3DMark Wild Life Extreme:72 fps(30分後でも68 fps維持)
史上最大5088 mAhの実力
- eSIM版は物理SIMトレー削除で**+256 mAh**
- 実測:4K120p撮影+5Gテザリングで8時間20分稼働
- 25 W MagSafeで19分で50 %
Cosmic Orangeは「銅オレンジ」だった
- 公式画像よりやや赤味抑えめ
- 光の角度で焼けた銅→深みオレンジへ変色
- 指紋完全付着ゼロ(オレオフォビック新層)
- カメラプレート下のテクスチャーパネルは滑り止め+高級感演出
他色との比較 Silver:無難すぎて目立たない Deep Blue:夜空のような深さだが写真映え控えめ Cosmic Orangeだけが「新iPhone感」を独占
チタン捨てたアルミは「安っぽい」か?
- 重量:16 Pro Max比**-12 g**
- 剛性:曲げ試験で1.8倍耐性(iFixit公開データ)
- 熱伝導率:アルミ>チタン → ベイパーチャンバーと相性抜群 →「高級感」は0.5点減だが「実用性」は1.5点増
カメラ「プレート」進化の本当の意味
- 横幅フルカバーで三脚ネジ穴が中央に配置可能
- LiDAR+潜望鏡で暗所4×ズームが16 Pro比**+38 %**解像
- Apple Log 2で14ストップダイナミックレンジ
- 実写:東京タワー夜景でネオン看板の文字潰れゼロ
新機能「3D空間音声」
- 動画撮影中に頭の動きで音の方向が変わる
- Vision Pro連携で映画館級没入感
iPhone Airとの2台持ちが最強の理由
- Air:日常+超軽量vlog
- 17 Pro Max:4K120p+RAW写真+外部SSD直結 →総重量466 gでプロ機材並み画質
買うべき人・買わなくていい人
即買い
- 4K120pクリエイター
- 2 TBストレージが必要な映像作家
- 「Cosmic Orange」に一目惚れした人
様子見
- iPhone 16 Pro Maxを1年未満で購入
- バッテリー持ちはAirで十分
- 4×光学で満足
価格比較(日本円・税込)
- 256 GB:219,800円
- 1 TB:279,800円
- 2 TB:319,800円(新設)
キャリア割引適用で実質15万円台も可能(docomo 22円プログラム)
結論:フラグシップは「必要」ではなく「欲しい」になった
Cosmic OrangeのiPhone 17 Pro Maxは、スペックモンスターである前に感情を刺激するデバイスだ。 A19 Pro+ベイパーチャンバー+2 TB+5088 mAhという「全部盛り」は確かに強い。 でも、あなたが本当に求めているのは**「持つ喜び」**かもしれない。
最後に一言 「iPhone Airで十分」と思っていた筆者が、 Cosmic Orangeを手に取った瞬間、 **「やっぱりフラグシップ、最高じゃん」**と呟いた。 それがこの橙色の魔法だ。
今すぐApple Storeで実機を握れ。 色褪せない興奮が、そこに待っている。





