多くの人がWF-1000XM5(以下XM5耳栓)を検討しているけど、「フルサイズのWH-1000XM6(以下XM6ヘッドホン)に変えたらノイズキャンセリング・音質・通話品質は本当に良くなるの?」という疑問を持っています。 今回はその点を徹底比較します。
まず前提として、持ち運びやすさでは圧倒的に耳栓型が勝ちます。 XM5はポケットにサッと入れて、どこでもすぐ装着可能。メガネをかけている人や髪型を崩したくない人にとっても邪魔になりません。一方、XM6ヘッドホンはかさばるし、頭全体を覆うのでその点は完全に耳栓の勝ちです。
しかし「純粋な性能」を比べると話は別です。
主なスペック比較表
| 項目 | WH-1000XM6(ヘッドホン) | WF-1000XM5(耳栓) |
|---|---|---|
| 連続再生時間(ANCオン) | 最大40時間 | 約8時間(ケース併用で24時間) |
| ドライバーサイズ | 40mm(大型) | 8.4mm |
| マイク数 | 12個(うち6個が通話専用) | 6個 |
| EQ調整 | 10バンドグラフィックEQ | 5バンド+プリセットのみ |
| 空間オーディオ | 360 Reality Audio+任意音源変換対応 | 対応アプリ限定 |
| 独自機能 | カフェBGMモード/ボイスコントロール | なし |
| 重量 | 約254g | 片耳5.9g(ケース含め39g) |
マイク品質(通話性能)
結論:XM6ヘッドホンが明確に上
- 静かな環境:XM5耳栓は少しエコー感があり、声の分離が甘め
- 風切り音・騒がしい屋外:どちらも優秀だが、XM6の方が背景ノイズをより綺麗に除去 → 理由はシンプルで、口からの距離と**マイク数(12個 vs 6個)**の差がそのまま出ています。 それでもXM5耳栓は「耳栓型としては驚異的に優秀」と言えるレベルです。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
結論:日常使いではXM6ヘッドホンが圧倒的に静か
- 低音域(飛行機のエンジン音など):XM5耳栓の方がやや強い(フォームチップの遮音性のおかげ)
- 中高音域(人の声・カフェの雑音・電車のキーン音):XM6が明らかに優位 → 結果、街中やオフィスなど日常シーンではXM6の方が「沈黙感」が強いです。
外音取り込み(トランスペアレンシーモード)
ほぼ互角だが、XM6がやや自然
- XM5耳栓:少し「空気感」が強く、風の音が強調されがち
- XM6ヘッドホン:元の環境音により近い、自然な再現
- 特筆ポイント:XM6には**「自動外音取り込み調整」**機能があり、騒がしくなると勝手に外音を強めてくれる(XM5には無し)
音質
デフォルトでは好みが分かれるが、カスタマイズ性でXM6が圧勝
- XM5耳栓(デフォルト):高域がシャープでボーカルが前に出る、明るめでクリア
- XM6ヘッドホン(デフォルト):ややウォームで高域が控えめ、広がりのある音場 → しかしXM6は10バンドEQで自由自在に調整可能 実際に作った「SINGAPORE SPRING」プリセットでは、XM5耳栓以上に透明感・解像度・空気感を引き出せました。
また、音場の広さ・定位感は大型ドライバーの恩恵で完全にヘッドホンの勝ち。映画やゲームでは没入感が段違いです。
FAQ(よくある質問)
Q1. 耳栓型からヘッドホンに変える価値はある? → 通勤・カフェ・飛行機など「ノイズキャンセリングを最優先」するなら間違いなくあります。音質も調整次第で上。
Q2. メガネや髪型が気になるけど大丈夫? → XM6は圧迫感が少なく設計されていますが、耳栓型ほど「何も着けてない感覚」にはなりません。
Q3. バッテリーが心配… → 40時間持つので、長距離フライトでも充電不要。耳栓はケース必須です。
Q4. どっちをメインにすべき? → 持ち運び最優先 → WF-1000XM5 → 最高のノイキャン・音質・通話品質 → WH-1000XM6 → 両方買う人が一番多いのも事実です(笑)
最終結論
純粋な性能(ノイズキャンセリング・通話品質・音質・機能)で比べると、WH-1000XM6が圧倒的に上です。 ただし「携帯性・気軽さ」を最重視するならWF-1000XM5が手放せません。 お財布と使い方を天秤にかけてください!





